都市河川学会

都市の河川を中心に、川を考える。川を愛でる。川を遊ぶ。

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「仕事に必要なことはすべて映画で学べる」発売開始です

前回の記事でもお伝えしましたが
押井監督の新著
「仕事に必要なことはすべて映画で学べる」
いよいよ発売開始です。
ようやく書店の店頭に並びました。
Amazonでも「在庫あり」になりました(10/11 16時現在)
是非お買い求めください!
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  1. 2013/10/11(金) 20:12:20|
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押井守著「仕事に必要なことはすべて映画で学べる」が出ます!

「静脈列島」の名付け親であり、『東京静脈』の監修を担当していただいた、押井守監督の新刊「仕事に必要なことはすべて映画で学べる」が間もなく発売となります!



こちらは、昨年からやっていた日経ビジネスオンラインでの連載を本にまとめたものです。
現在、最新回(007スカイフォール)が更新されています。
こちらからどうぞ
連載時から野田が担当していましたが、今回は連載時の記事を大幅に加筆修正し(対話形式の文章を、全て書き原稿の形式に修正)、追加で対談原稿も入れたものです。
内容的にも足した部分があるので、連載時に読んでいた方でも楽しめると思います。

また、ジャンルとしては「ビジネス書」(!)になります。企業のサラリーマンの方に役に立つ教訓を映画から読み取ろうという内容ですので、押井監督の映画を観たことがない方でも気軽に読んで楽しめる内容となっていますので、みなさんぜひお手にとって頂ければと思います。
本日、私のところに見本誌が届きました。

IMG_5872.jpg

10/10頃に店頭に並ぶ予定です。
よろしくお願いいたします。


  1. 2013/10/03(木) 14:25:45|
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「天使のたまご絵コンテ集」

最近のお仕事の告知でございます。
押井守監督の1983年の作品『天使のたまご』のブルーレイが発売になるのに合わせて
絵コンテが復刊ドットコムから再販されることになりました。



この本は1983年に出版されたもので(2004年に一度再販されています)、私の手元にある初版のものはもうかなり日焼けや変色が進行しているので、復刊はかなりうれしいですね。
初版の巻末に載っている、宮崎駿の文章などもそのまま再録されています。
そして、2013年版として、あらたに押井監督のインタビューが4ページ掲載されており、そちらの取材と構成を野田が担当しました。押井監督は「もうずいぶん長いこと通しで見てないなあ」ということでしたが、当時の話はすごくよく覚えていて、いろんな話をうかがうことができ、かなり充実したインタビューとなっています。
ぜひお買い求めください。

===

そしてこの話題とは直接関係ないんですが、先日「天空の城ラピュタ」が放送された時のツイートで、「風の谷のナウシカGUIDE BOOK」「天空の城ラピュタGUIDE BOOK」が徳間書店から復刻されていることを知りました。

「ナウシカ」の方には、押井監督が宮崎監督について語った文章が、「ラピュタ」の方には押井監督と宮崎監督の対談原稿が3本と、押井監督の文章が2本(一つは「ナウシカ」に載ったのと同じ文章、もう一つは「風の谷のナウシカ 絵コンテ」に掲載された「前略、宮崎駿様--〈漫画映画〉について」)掲載されており、押井研究家としては非常に価値の高い本ですので、未読の方はぜひご一読を(そういう意味では「ラピュタ」の方だけ買えば事足りますが)。
  1. 2013/08/23(金) 02:48:17|
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珍しく長文を書いてみた。〜大山顕写真展に寄せて

以前、フォトグラファーの大山顕さんとお酒を飲んでいて
(確か初めてお会いした時だったと思う)
こんな話を聞いたことがある。

「人間の体の60%は水分だそうです。
 と言うことは、例えば満員電車一編成は
 ものすごく大量の水分を運んでいることになりますよね。
 同じルートを規則的に流れている大量の『水』。
 そう考えると、電車の路線は『川』と同じですね」




ああ、なるほど。確かに。
この人は不思議な角度からものごとを見ているなあ、
と思ったことを覚えている。

そんな大山顕さんの写真展が来週、東京で開かれる。
すでに横浜や大阪などでも開催されていて、僕も二回見に行った。

---
大山顕の撮る写真は暴力的だ。

大山顕、その人は暴力とは無縁そうな(本当かどうか確かめたことはないけど)、
オシャレでしゅっとしたイケメンである。
なのに、その彼の撮る写真はまったくもって暴力的だ。
暴力というとちょっと語弊があるかもしれないが、
相手と力で相対する時に空手やボクシングを使うように、
大山顕はカメラという技を用いて力を使う。


IMG_5019.jpg


横長の巨大なフレームに収められた、数々のジャンクション。
ジャンクションのマニアの多くは、その全体のフォルムを愛でるために俯瞰する視点を好むが、大山は常に下から見上げる。
ジャンクションを実際に見に行けばすぐにわかるが、近づくと視界からはみ出してしまうほどに巨大だ。
普通に写真を撮ろうとしたら、後ろへ下がって撮影地点を遠くに取るしかない。
しかしそれでは、全体のフォルムはわかっても、下から見上げた時の、あの巨大さは分からない。
対象物に近寄って行くと、視界全部を一枚に収めることはできない。
その二律背反を、力技で解決したのが、大山顕のジャンクション写真だ。
視界の端から端まで、場合によっては180度を超えて、空間をその臓腑に収める。
もちろん一度では収まりきれないので、何度も何度もシャッターを切って、巨大構造物をかみ砕き、一枚に合成する。

そうやって、細長い空間に押し込められたジャンクションは、現実の立体とは異なるダイナミックな曲線を描きながら、フレームの中でのたうち回る。
狭い檻に閉じこめられた、巨大な龍のように。

IMG_5023.jpg


大山顕の工場写真を観賞する人は、普通の写真展とは異なるフットワークを刻む。
まずはミドルレンジで相手との間合いを計り、
ちょっと距離をとって全体の構造的な美しさに見とれたり、
懐に入って有機的なディティールにため息をついてみたり。
蝶のように舞い、蜂のように刺す、とは昔のヘビー級チャンピオンのフットワークを形容した比喩だが
見る者にそんなフットワークを強いる写真を、私は他に知らない。
大山顕の写真の暴力性が、見るものまでも暴力的にしてしまうのか(いや違う)。

一枚の工場写真に込められた、全体の美しいシルエットと、豊かなディティール。
前述のジャンクション写真のように、これも巨大な工場を一枚に収めたいという大山顕の欲望である。
結果、大山顕の工場写真は全体のフォルムと、細やかなディティールを合わせ持ち
見るものを魅了し、踊らせる。

IMG_5020.jpg


大山の団地写真。
すべて正面から撮影されたもので、団地はきれいな方形をしている。
しかしこれは本来はおかしい。そうそう都合よく団地を正面から撮影できる足場などあるはずがない。
写真に写った団地の足元をよく見ると、ものすごく長く伸ばされた自動車や街路樹が写り込んでいることがある。

大山は撮影した写真を、団地が方形になるように変形させている。
すべて同じ構図に固定した上で、そのフォルムの美しさや、微妙な差異を愛でる。
ほぼ真正面から、同一の視点から見て楽しむ。
昆虫標本のように、大山は団地をつかまえ、固定化し、コレクションする。
そのために彼は一度撮った写真に力を加えて、変形させる。



マンガ『グラップラー刃牙』の作者、板垣恵介が「強さって何だ?」という問いにこう答えた。
「己の意思(ワガママ)を通す力」

大山顕の写真の力を支えるものもまた欲望である。
巨大な空間を一枚に収めたい!
ディティールも全体も両方見たい!
団地は正面から見たい!
ある種幼児的とも言える欲望を、技術の力で無理を通して解決する。
力技でねじ伏せる。
われわれ観客は、そんな大山の力技に酔いしれる。

大山顕の写真は、まったくもって暴力的なのである。


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そんな大山さんの写真展、しばらくはやらないそうなので、当分は見納めである。
僕もまた、打ちのめされに行こうと思う。

大山 顕 写真展 赤坂
■2013年6月10日(月)~16日(日)
■平日10時~20時(日曜日は17時まで)
■赤坂 OAG ハウス 東京 ロビーにて
■6月12日(水)20時~22時にトークイベントも行います
■いずれも入場無料

http://blog.livedoor.jp/sohsai/archives/51966352.html
  1. 2013/06/06(木) 20:49:29|
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